九州のある幼稚園の園長先生からのご依頼で、
幼稚園の送迎車のデザインをしました。
「幼稚園バス」というと、
強烈キャラクターものか、
動物やお花がたくさん描かれていてパステル調の、
とにかく子どもが喜びそうなもの、
というのが、ほとんどのパターンです。
「すっきりしていてシンプルで、でも可愛くて、おシャレな感じ」という
ご希望に応えた、戸田デザイン研究室らしいデザインです。
「子どもの想像力を伸ばす、余白のある教育」を
実践しておられるこちらの幼稚園。
とても喜んでいただきました。
新入園の子どもたちが嬉しそうにこの車に乗り込む姿を想像すると、
こちらも楽しくなるお仕事でした!
ありがとうございました。
後日‥‥
園児たちが嬉しそうにバスに集まってきている写真を
園長先生から送って頂きました。
「子どもはこの手のものを喜ぶに違いない」という、
大人の勝手な思い込みで作られることが多い、子ども向けのデザイン。
これまでの幼稚園バスなどは、その典型だと思います。
それは違います!というのが、戸田デザイン研究室の考え方。
「美しいと思うこと、楽しいと思うこと、に大人も子どももない。」
これを実践し、父兄や園長先生、そして子どもたちにも喜んでもらったのが
何より嬉しいお仕事でした。
みなさん、ありがとうございました!
(玉)